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動きたくても動けない日銀に、動く気が(能力も)無い政府。
何とも、わが国の置かれている状況は良くないですね。
消費者物価指数が1.9%の上昇。
日銀も、2%の上昇までなら許せるとしているものの、その上限に近づいています。
かと言って、金融引き締めに舵を切れるには、今は少しタイミングが悪い。
ただ、ヨーロッパとアメリカが引き締めに回れば、日本もわずかでもせざるを得ないとは思いますが。
動きたくても動けない日銀に対して、動く気が見えないのが政府。
何度か書いたように、「行政」とは「考政」つまり政(まつりごと)を考えることではなく、行う事なのですが、今の政府は経済面が近年まれに見る低さ。
口で何らかの経済に関して表明しても、その事柄を実行すべき策が無い。
なので、何時までたっても「注視」で終わってしまう。
「火事が起こっているようだけど、燃え広がるか注視します。大火災になれば消火活動を検討します。」そんな姿勢が、国民の無力感を生む。
何とか国民生活の為に、政府が努力する姿勢を見せれば、国民も今の国難を乗り切るべく自助努力をするけど、政府があれだと国民の気力を削ぐ。
良くも悪くも、政府、内閣総理大臣、大臣は、国民のリーダー。
そのリーダーたちが、国民を引っ張るべく努力すると、国民も着いて来る。
多少の増税も、物価高も、信頼に足るリーダーが、「おまえら、頑張って耐えてくれ!」といえば、国民は耐える。
それが、群れを作って生活する動物の習性なんだから。
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